A Life Less Ordinary 💘 普通じゃない!映画の中ならなんでも叶う

普通じゃない a life less ordinary サントラ CD ユアン・マクレガー キャメロン・ディアス

 

この映画ですね、平日の昼間に空いた映画館で優雅に観た記憶があるんです。

いや、他の映画もそういう時間帯に観ることが多かったかな?

いかんせん当時は暇がありましたから\(^^)/

映画館は渋谷のシネ・アミューズでしたかね~?

今はもうないみたいですけど。

En regardent ce film “A LIFE LESS ORDINARY”,j’ai découvert la joie d’entrer dans un monde romantique extraordinaire de cinéma.

Watching this movie “A LIFE LESS ORDINARY”,I discovered the joy of entering into an extraordinary romantic world of the movies.

 

 

ゴージャスなキャスティング

この映画の邦題がまずもう好きですね。

『普通じゃない』

直訳っぽいタイトルですが映画の邦題(訳)にしては失敗していない感があります。

キャスティングは当時のハリウッドの人気スターが目立っている印象でしたが、決して派手な映画ではありません。

 

 

 

2018年に引退を発表した キャメロン・ディアス (Cameron Diaz) のゴージャスなスタイルと マリリン・モンロー (Marilyn Monroe) のような難易度の高いヘアスタイルが初っぱなから地味ながらも夢のような世界です。

キャメロン・ディアスは華やかなスタイルと顔が印象的な女優でしたが、スクリーンでは華やかさを持ちつつも非常に演技派で引き込まれるような演技をする女優でしたので少し残念です。(2022年に復帰発表しました。)

 

普通じゃない a life less ordinary サントラ CD ユアン・マクレガー キャメロン・ディアス

 

若い頃の ユアン・マクレガー (Ewan McGregor) が好きですねー。

彼については後々もっと詳しく書きたいと思いますが。

偶然なのかこの二人、どちらも日本の英会話スクールのイーオンのCM・広告に出てたんですよね。

キャメロンは「イーオンに行かなキャメロン」とか言ってました。

キャメロンの服もユアンの服もすごくシンプルで90年代っぽくて、ダニー・ボイルの作品全体がわりとそうなのですが、ブルー系と土色で構成されているようなボサッとした画面なのです。

合間合間にちょろっとアニメのような演出が入るのも、この監督の特徴っぽいです。

90年代からの映画によくある、ポップな音楽に映画を合わせていくような作風はタランティーノ(Quentin Tarantino)が始め、ダニー・ボイル(Danny Boyle) がその影響を受けているみたいですね。

 

メンズ

 

ナチュラルに非現実世界へ突入する

この映画で特筆すべきところはですね・・・

しけた殺風景なパブみたいなとこで突然、ユアン・マクレガーがカラオケを歌い出すんです。

そこにスター女優キャメロンがキラキラオーラで微笑みながら近づいていくんですけど、当時、映画の中でカラオケが始まるのを観るのは初めてだったので少し驚いた記憶があります。

 

 

そしてさらに驚いたのはその後の展開です。

カラオケがだんだんミュージカルみたいになってきて、いつの間にか二人の服装もミュージカルの衣装のようなものに変わり、ペアで踊り出すんです。

ちょっとモサいんだけど、けどそれがなんとなく、今でいう『ラ・ラ・ランド』(La La Land) みたいな感じなんですよね。

ただのパブのシーンだし、しかもキャメロンのドレスがちょっと安っぽく見えます。

が、しかし、この、なんてことないカラオケの場面から何の違和感もなく自然とミュージカルダンスに移り変わるシーン。

それが私にとって、映画という虚構であり幻想の世界を象徴しているように思えたのです。

カラオケというどこにでもある日常から、ドレスで踊るという妄想のような非日常世界にふわーっと入っていく。

それは映画でないと出来ません。

夢のような、流れるような、想定外、奇想天外な展開が、全て映画館のスクリーンの中に収まっている。

映画館に行けば、日常も、非日常も幻想も、自分一人ですべて味わうことができる。

音楽も映像も自由自在の映画なら、どんな夢想シーンも体現出来る。

この映画のこのシーンで確信しました。

 

 

シャンソンla merとアメリカン・スタンダードbeyond the sea

ユアン・マクレガーがカラオケ (karaoke) で歌うのは、ボビー・ダーリン (Bobby Darin) beyond the sea ですが、

 

 

 

これの原曲(original)はフランス(France)のシャンソン歌手 シャルル・トレネ (Charles Trenet) の有名な la mer なんですよねー。

 

 

この「la mer」にアメリカの作曲家 ジャック・ローレンス(Jack Lawrence) が英語で歌詞をつけたものが「beyond the sea」なんですねぇ。

ちなみに「la mer」は海が変化する様子を讃えて歌ったものらしいですが、「beyond the sea」は海の彼方に愛する人が待っているというラブソングになっています。

フランス語の「la mer」は実に有名なシャンソンで色んな人がカバーしていますし、たくさんの映画で使われています。

最近だと裏切りのサーカス (Tinker Tailor Soldier Spy) という映画のエンディングで流れました。

フリオ・イグレシアス (Julio Iglesias) バージョンです。

スペインの歌手なのでこちらは上の2つに比べるとちょっとラテン風味かな。

映画自体はいたって硬派なスパイ映画で、シリアスなシーン展開が一貫して続いていくのですが、ラストだけはいきなりこのロマンティックな曲で締めくくられるのです。

 

 

 

海を越えて

ボビー・ダーリンの伝記映画もあります。

ケビン・スペイシー (Kevin Spacey) がボビーを演じている2004年の ビヨンド the シー 夢見るように歌えば (Beyond the Sea)です。

劇中の曲はすべてケビン・スペイシーが歌っています。

「beyond the sea」を歌うところなどがダンスシーンになっており、ボビーの複雑な生い立ちと太く短い生涯がミュージカルを交えながら映し出されます。

ダンスの衣装や背景などが華やかで上品です。

この曲、やっぱり日本語訳も含めて歌詞がいいなぁと思いますね。

残念なことに、ケビン・スペイシーは有名ですがボビー・ダーリンの知名度が日本ではイマイチなので内容の評価の高さのわりに観たことない人が多いようなんですねぇ、この映画。

 

 

 

 

 

 

90’S目白押しのサントラ

サントラは、90年代の ブリットポップ (britpop) を始めとして ベック (Beck)ルシャス・ジャクソン (Luscious Jackson) など当時のミュージシャンが盛りだくさんなんですけど、なんといってもやっぱりタイトルと同名の アッシュ (Ash) のテーマ曲ですね。

そして、ラストにはオアシス(oasis)の曲が使われていてカッコいいです。

たしかアニメみたいなラストだったなあと思っていたのですが、改めて観てみたらクレイアニメだったんですね。

それにオアシスの曲が乗る···カッコいいですね。ほんと。

キャメロンの人形がピストルをバーン!てやるとことか素敵です。

 

予告編を観ていて個人的にすごく印象に残る曲が使われていたので、速攻チェックしてみました。

 

 

この曲、junkster (ジャンクスター) というアイルランドのバンドの twister という曲みたいです。

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Rca

ちょっと胸が踊るようなスピードの感あるラブストーリーといった映画の雰囲気にピッタリな曲だと思います。

 

ツイ~~スタ~~~♬♬

 

 

この junkster というバンド、個人的にアメリカとスコットランドのバンド ガービッジ (Garbage) に似ている気がします。

 

 

ま、junksterの方がガービッジほど声が低くも強くもなく全体にフワフワした感がありますけどね。

 

【90年代ロック&ポップが存分に味わえる文句なしのスタイリッシュなアルバムです。けどちゃんとボビー・ダーリンも入ってる!!】

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ユニバーサル ミュージック

1. デッドウェイト
(ベックの曲です。ラストにも流れる淡々とした曲ですが映画の雰囲気に合っています。)

 

2. ラヴ・イズ・ヒア

(90年代後半に人気のあった ルシャス・ジャクソン の曲です。このなんともいえない唱えるような女性ボーカルがやはり淡々と活きています。)

 

3. ア・ライフ・レス・オーディナリー

(映画と同名のアッシュの曲です。劇中ではそんなにハッキリかかってはいないのですが、私はこのイントロを聴いただけで映画の世界に入っていくような気持ちにさせられます。何かが始まるような曲ですね。

ユアンとキャメロンが銀行強盗をした後、強烈なキスをするちょっとスローモーションのシーンで使われています。)

 

 

アッシュって爽やかな軽いギターポップバンドで、なんとなく日本にもいそうですよね、こういう感じのバンド。

 

4. ヴェルヴェット・ディヴォース

(キャメロンが水着でプールにいるプロローグで流れます。ウィリアム・テルみたいに人の頭上のリンゴを撃つなんて映画だからこそ出来る演出といえます。)

5. キングダム・オブ・ライス

6. リーヴ

(ホリー・ハンター達が一心不乱に追いかけてくるシーンで流れてました。R.E.M.の曲です。もうほんとにUK&USロックだらけなんだからぁ~この映画)

7. ドント・リーヴ

8. オー

9. ウォー

(これまた人気のあったカーディガンズ (The Cardigans) の甘いボーカルが印象的です。)

10. オルウェイズ・オン・マイ・マインド

11. ピース・イン・ザ・ヴァリー

12. ビヨンド・ザ・シー

13.プット・ア・リッド・オン・イット

14. ディーヴァー・リヴァー

15. フル・スロットル

(ホリー・ハンター (Holly Hunter)デルロイ・リンドー (Delroy Lindo) がユアンの車を狙っているシーンで使われてましたかねえ)

 

ラストでクレイアニメのバックに流れる オアシス (oasis) の曲は「ラウンド・アー・ウェイ」(Round Are Way) です。シングル「ワンダーウォール」(wanderwall) の中に入っています。

 

普通じゃない a life less ordinary サントラ CD ユアン・マクレガー キャメロン・ディアス

 

この映画、一見地味で殺風景とすらいえるシンプルな構成・演出ですけど、ラブストーリーとしては非日常的な要素が絶妙に入り混じっていて、まさしく邦題通りの内容の映画といえると思います。

 

 

 


【若く美しいキャメロン・ディアスとユアン・マクレガーの躍動感溢れる演技にいつまでも魅入ることができる一枚です】

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20th Century Fox Jp

普通じゃない     A Life Less Ordinary

 

1997年 アメリカ イギリス 103分

 

監督 ダニー・ボイル

 

キャスト

 

ユアン・マクレガー(ロバート)、キャメロン・ディアス(セリーン)、ホリー・ハンター(オレイリー)、デルロイ・リンドー(ジャクソン)、イアン・ホルム(ネヴィル)

 

内容(あらすじ)

 

天使のオライリーとジャクソンは、しがないビルの清掃員ロバートと、困ったワガママ社長令嬢セリーンをくっつけるという命令を受ける。突然解雇され腹を立てたロバートは、居合わせたセリーンを誘拐するはめになるが·······

 

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