日本でバービーがジェニーに変わったのっていつでしたっけ?
昭和の終わりごろ、「バービー!夢の中で♪」というマテルのCM曲が流れていたのを思い出しますが検索しても出てきません。
誰か覚えていませんかね?その歌。
そしてよく聞く「バービーボックス」ってバービーが入って売られてるあのアクリル箱のことなんですね。
2023年夏・トラブルメーカー映画の バービー(Barbie)。

髪はボサボサだし靴は片方どこ行った?
日本の映画館とは思えない
勤務先のある六本木のTOHOシネマズで観たのですが、ここはアメリカの映画館か!?と思うほど、四方八方を外国人で囲まれた状態で観る羽目になっちゃいまして、筋肉ムキムキの半裸の黒人男性やら英語圏らしき親子たちやら普段TOHOシネマズでは見かけないような白人の若いギャル達、バービーみたいにグリーンヘアに染めた韓国人らしき女性…などなど。
そんでもって期待のマーゴット・ロビーなんですが、まず彼女は骨格ストレートの典型で胴体がガッチリしているのでバービー人形のイメージとはかけ離れていますね。
そして額にシワのくっきりしたケンですか。うーん😓
会場の外国人達が映画を観てよく反応しよく笑うのですが、日本人の自分からするとそのツボがよくわからず、そういう意味では日本人には難しい面のある映画だと気づかされました。
とくにケンのTシャツに書かれていた「kenough」という言葉に反応していたのが印象でした。
ケノフ=ケンイナフってどういうことでしょうね。
ケンはこれで十分という意味なのでしょうか。
バービーランドには歴代の生産中止になった、背中にテレビを付けたバービーや妊娠してるバービー、車椅子のバービーなどがいますが、太ってるバービーもいます。
でもそこは笑う対象じゃないんですね。
日本人なら見た瞬間思わずプッとなっちゃいそうですけど。
欧米では容姿や外見を笑うのはダサいという風潮が強くなっていますから。
この映画の撮影セット製作に使うピンクの塗料が全米で不足するほどの量だったということですが、あのバービーピンクってのは子供っぽくて安っぽくてやっぱり好みじゃないです。
ピンクならベルサイユ宮殿のマリーアントワネット的なさりげないピンクが好みだなー。
(極めて?わかりにくいけど薔薇の色を見てください)

元気いっぱいなガールズ選曲
この映画の主題歌はビリー・アイリッシュですが、耳を惹いたのはシンディー・ローパー (Cyndi Lauper)の CynGirls Just Want To Have Fun
バービーの世界観にピッタリとしかいいようのない80Sのヒット曲です。
と、子供達がバービーをめちゃくちゃに壊して捨てるシーンでかかった スパイス・ガールズ (Spice Girls )の Spice Up Your Lifeですね。
25年前、スパイス・ガールズの映画「スパイス・ザ・ムービー」を観に行った時、バービーのスパイス・ガールズバージョンみたいな人形が売られていたのを思い出します。バービーではなかったんでしょうけど。
あの頃のスパイスはほんとパワー全開で可愛かったな。
あ、あと90年代にこんな歌があったの思い出しました。
「トラブル」がヒットしたイギリスの歌手シャンプーです。
キンキーケンアンドボンテージバービー♪ってヤバい歌詞ですね。
血気盛んすぎるドールたち
バービーことマーゴット・ロビーが男性を殴ったりする場面での効果音も強烈で、なんかバービーもマーゴットも気の強い白人女性のイメージそのものだなぁと思いました。
だからこそ?マーゴットにはアイトーニャみたいな役がお似合いだと思うんですよね。
ドール役にしては野性的で肉食すぎる印象です。
古くからある人形でケンの友人アラン役をマイケル・セラが演じています。
どっかで見たことある顔だと思ったけどやはりスコット・ピルグリムでしたね。
歳はとった印象ですけど、いわれてみれば人形っぽい・マネキンぽい雰囲気もあります、彼は。
そんなこんなで個人的に特筆するようなポイントはありませんでしたが徹底的に作りこまれたピンクの世界で暴れまわるバービーはこの夏映画界のお騒がせレディーだったなぁと改めて思いました。

バービー Barbie
2023年 アメリカ 114分
監督 グレタ・ガーウィグ
キャスト
マーゴット・ロビー(バービー)、ライアン・ゴスリング(ケン)、マイケル・セラ(アラン)、デュア・リパ(人魚バービー)、ヘレン・ミレン(ナレーター)、ケイト・マッキノン(変てこバービー)、ウィル・フェレル(マテル社のCEO)、アメリカ・フェレーラ(グロリア)
内容(あらすじ)
ピンクのバービーランドの住人は全員がバービーであり全員がケンである。そこで暮らすオシャレなバービーはある日体に異変を感じ、変わり者のバービーの誘導でケンと共に人間界へ出向く羽目になるが、ロサンゼルスでとんでもないトラブルに巻き込まれ人々の好奇の目に晒されることとなる。