クリスチャン・ベール、マーゴット・ロビー、ジョン・デヴィッド・ワシントンという自分にとっては思わず目が釘付けになる取り合わせが唐突に視界に入ってきたので迷わずTOHOシネマズに直行しました。
アムステルダム です。
“Amsterdam” est une comédie d’intrigues et d’espions avec une distribution célèbre et la performance d’acteurs caméléon.
“Amsterdam” is a comedy film of intrigue and spies with a famous cast and the performance of chameleon actors.
期待を裏切らないチャンベール
フォードVS.フェラーリ以来久々にチャンベールをスクリーンで観れるのかぁと期待して行ったのですが、毎度期待を裏切らないカメレオンいや憑依型俳優っぷり、今回はメイクの域を越えて肌、皮膚レベルで演技してるという感じで、チャンベールは肌を老けさせたり逆にピチピチツヤツヤっぽくする演技まで出来るのだなと改めて感心しましたし、マーゴット・ロビーの変わらぬ(特に肌の)美しさにも感嘆しました。(マーゴットも老け演技できますしね。)
ジョン・デヴィッド・ワシントンってあのデンゼル・ワシントンの息子なんですか。😙
バートことベールは医師、ヴァレリーことマーゴットは看護師、ハロルドことジョンは弁護士という役柄でオランダのアムステルダムで戦時中に出会い、親交を深めたのですが数十年後疎遠になっていたヴァレリーとひょんなことから二人は再会します。
何食わぬ顔して次々現れるキャストが豪華でして、あのテイラー・スウィフトからボヘミアンラプソディーのラミ・マレック、伝説的軍人を演じる元祖カメレオンのロバート・デ・ニーロに、最初気づきませんでしたがどっかで見覚えがあると思ったらオースティンパワーズのマイク・マイヤーズまで!
その他の女の人たちもどっかで見た顔が続々現れました。アバターのゾーイ・サルダナとか、離れ目のアニャ・テイラー・ジョイって…見る見る、見た事ある、いろんな映画で。
ほんとありとあらゆる有名なキャストのぶつけ合いです。
そんなデラックスなノリがウェス・アンダーソンの作品にちょい似てますね。
ヨーロピアンなセッティング
映画全体の色合いがイエベ秋の深みのある暖色で、とってもヨーロッパ調の雰囲気を感じます。とくにモスグリーンの色合いが日本にはないテイストで、格調高い印象を受けました。
エントランスに売店のあるホテルはどこでロケしたんでしょうか、時代を感じさせとても素敵でした。
フランス戦地のシーンでマーゴット・ロビーとかフランス語話してるし。きっと一生懸命発音練習したんでしょうね。
実話を基にしてるらしいのですがストーリーはちょい難しく、ナチスでスパイが出てくるときいてオフィサー・アンド・スパイに似てるのかと思いましたが、構成的な共通点はとくに感じませんでした。
三人が即興で歌う歌もなんだか謎だったのですが、この映画のサントラにはグラミー賞にノミネートされたR&B歌手ギブオンが新曲「TIME」で参加しています。
ふんわりしたオランダ的(?)ノスタルジーを感じさせる曲だと思いました。
二時間ちょっとと長めの映画ですがキャストの豪華さとカメレオンっぷりのせいで退屈なシーンはありませんでしたが後半からとくに難しさが際立ってきたなと思います。
エンドロールでもなんかちょっとシュルレアリスムみたいな珍妙な写真が出たり、ちょっと奇抜です。
ストーリーは気にしないからキャストを観てみたいという人、1930年代の欧州の品格のあるファッション、建築が好きな人にはおすすめです。

アムステルダム Amsterdam
2022年 アメリカ 134分
監督 デビッド・O・ラッセル
キャスト
クリスチャン・ベール(バート)、マーゴット・ロビー(ヴァレリー)、ジョン・デヴィッド・ワシントン(ハロルド)、クリス・ロック(ミルトン)、アニャ・テイラー・ジョイ(リビー)、ゾーイ・サルダナ(イルマ)、マイク・マイヤーズ(ポール)、テイラー・スウィフト(リズ)、ラミ・マレック(トム)、ロバート・デ・ニーロ(ギル)
内容(あらすじ)
かつて第一次世界大戦の戦地で出会い、終戦後にはオランダのアムステルダムで親交を深め、固い友情で結ばれたバート、ヴァレリー、ハロルドの三人は1930年代のニューヨークで思いがけない形で再会する。バートとハロルドは殺人事件に巻き込まれ濡れ衣を着せられていた。彼らは疑いを晴らすために作戦を企てていたが、やがて自分達がある世界的な陰謀の渦の中にいることに気がつく。

