話題になっているからという理由だけで ブレット・トレイン をいそいそと観に行きました。
“Bullet Train” est une violence sanglante et une action exaltante à la Tarantino qui se déroulent dans le train à grande vitesse de Tokyo, et la bande-son est également vigoureuse.
“Bullet Train” is a Tarantino-like bloody violence and exhilarating action that unfolds on the bullet train in Tokyo, and the soundtrack is also vigorous.
日本とヤクザ映画愛に溢れた映画
NHKのなんかのニュースの中でブラピとか監督とかがインタビューされてたのをチラッと見ましたが、内容的にははっきり言ってNHKにはふさわしくない作風だなあと思いました。
デヴィッド・リーチって、デヴィッド・リンチに名前が非常に似てますけどもちろん関係はなく作風は水と油のような感じですよね(笑)
原作は伊坂幸太郎の「マリアビートル」です。
ヤクザがたくさん出てくるバイオレンスだし、ほぼタランティーノかロバート・ロドリゲスじゃん!って思いました。
オープニングのステイン・アライブで「あっサタデーナイトフィーバーだ!」とテンションが上がり、のっけから好みだなと思ったのですがこれが映画館で流れた時は原曲だと思い、日本語で歌ってることに気づきませんでした。
サントラ聴いてわかったんですが女王蜂のアヴちゃんがカバーしているやつなんですね、日本人でしたか。
日本の電車、というか新幹線(Bullet Train)の中で「ひそかに」繰り広げられる激しくどぎついバイオレンスですが、乗客やエキストラがどうしても日本人には見えず、品川とか静岡とか渋谷とか出たけど、ほんとに日本で撮ったのかなぁって違和感は感じて、そしたら案の定日本国内でのロケはしていなくて、背景を日本で撮影してアメリカのスタジオで合成したんですね。
どーりで絵に描いたような外国人視点のビジュアルだと思いました。
それにさすがに動いてる本物の新幹線内で撮影は安全上無理でしょうしね。
殺し屋10人が紹介されるシーンでの音楽と映像が爽快でした。
(゚∀゚)キタコレ!!タランティーノそのものだ!!!って思いましたよ。
体温が4度くらい上がる勢いで興奮しました。
そういう行き過ぎたバイオレンスシーンとかえげつないって印象抱く人も多いと思いますが、徹底してるんで飽きることなくラストまで観続けられました。
やっぱりタランティーノ好きだとね、こういうのにも惹かれますね。
真田広之はハリウッド映画の中にいても全然違和感がないですね。存在感ありまくりです。
途中でダサ懐かしい曲が入ってきたのでうわ~!と思いましたが、「ヒーロー」だったんですね。
歌い方が激しくないから葛城ユキじゃないなあと思ったらやはり麻倉未稀でした。
84年のドラマ「スクールウォーズ」のテーマで、最近は夏祭りなどに歌いに来ることが多い麻倉未稀の代表曲ですね。
今回流れたのは映画のために再録されたバージョンのようです。
あと印象に残った曲は、サントラを聴いてからわかったのですが奥田民生が参加しており「Kill Me Pretty」がとてもロックで、これも英語圏の人が歌ってるみたいに聴こえます。
坂本九のスキヤキも、なんかのCMを連想させ、おなじみの曲に思えました。
カルメンマキの曲とかもいきなり流れて、キル・ビルで流れる梶芽衣子を連想させました。
それまで声だけの出演だったサンドラ・ブロックが姿を現すラストがなかなかスカッとしているのですが、レア・アースの「I Just Want To Celebrate」がノリがよくて、オープニングもそうなのですがデッカすぎる、デカすぎてスクリーンに収まりきらない巨大文字テロップと共にガンガン流れました。
そういうところもヤクザ映画の影響受けてんでしょうね。
しかしなんかいちいち日本を曲解してるよなぁ、いい意味で。
全編通して流血シーンがとにかく多くてグロテスクなのですが、蛇の毒で目からやけに鮮やかな血が濁流してるとか、どこか作り物感が強いし笑えるところが多いです。
日本の小説が原作で、日本の列車内が舞台で、ブラピが出るなんてどんな作品だと思いましたが良い意味で思ったのと違い、思った以上にエキサイティングできる映画でした。
サントラのジャケにもなってるこの写真、洋画には珍しいブロッコリー写真ですよね。

ブレット・トレイン Bullet Train
2022年 アメリカ 126分
監督 デビッド・リーチ
キャスト
ブラット・ピット(レディバグ)、ジョーイ・キング(プリンス)、アーロン・テイラー=ジョンソン(タンジェリン)、ブライアン・タイリー・ヘンリー(レモン)、アンドリュー・小路(キムラ)、真田広之(エルダー)、マイケル・シャノン(ホワイト・デス)
内容(あらすじ)
殺し屋の木村雄一は、息子を何者かに屋上から突き落とされ重体になった復讐をすることを父のエルダーに伝える。一方、ブリーフケースを盗むように謎の女性から言われたレディバグは任務の遂行をするだけのはずが、他の殺し屋たちと新幹線内で次々に遭遇してしまう。