パイレーツ・ロックは実話❔⚓そしてピースボートは怪しいのか❔

 

 

船が好きな理由ワケ

気がついたら海や船が好きなことに気づいたのですが、それは何故だろう?と思い返してみたら、もう大分昔のある経験を思い出しました。

ピースボート(Peace Boat)第53回に乗ったんですよね。

J’aime le navire et océan .Parce que j’avais embarqué dans sur PEACE BOAT avant .Le film “The Boat that Rocked” et “TITANIC” me rappellent journée à bord .

I like ship and ocean .Because I embarked PEACE BOAT before.The movie “The Boat that Rocked” and “TITANIC” remind me of the days on the ship .



 

 

ピースボート船旅 トパーズ号

 

19カ国の寄港地

経路は、ベトナム(Vietnam)から始まりシンガポール(Singapore)→スリランカ(Sri Lanka)→ヨルダン(Jordan)→リビア(Libya)→エジプト(Egypt)→ギリシャ(Greece)→イタリア(Italy)→ノルウェー(Norway)→イギリス(England)→アイルランド(Ireland)→ニューヨーク(NYC)→ジャマイカ(Jamaica)→パナマ(Panama)→エルサルバドル(El Salvador)→グアテマラ(Guatemala)→メキシコ(Mexico)→カナダ(Canada)→アラスカ(Alaska)

でした。

厳密にいうと通過するだけで降りてない国もあるんですけどね。

もちろん船で立ち寄るので港町がメインでした。

乗船して最初のうちは、リフレッシュするために乗ったのにはっきりいって期待外れかなー、と思ったり、船内の退屈な時間にイライラしていたんですけど、ヨルダンに行ったあたりからすごく楽しくなってきました。

わたくしそれまで中東なぞ行ったこともなく、ヨルダンやペトラ遺跡も知りませんでした。砂漠の民(bedwin)と交流したり、遺跡(ペトラ遺跡、エル・ハズネ、ワディ=ラム)を目の前にして、本物の旅の味わいを知ったのです。

ワディ=ラムってあまりにも岩が巨大で日本から来た身には非日常的すぎて、岩とその場所自体が作り物の映画のセットかと思いました。

ヨーロッパよりもエキゾチックなアジアや中東の方がインパクトがありましたね。

 

ワディ=ラムは『アラビアのロレンス』(Lawrence of Arabia)、

 

 

ペトラ遺跡は『インディ・ジョーンズ』(Indiana Jones)で有名な場所です。

チャッチャラッチャ~ってテーマ曲を口ずさみながらロバに乗って岩を乗り越え・・・

口八丁なベドウィンに誘導されるまま馬車に乗ってぼったくりに遭ってしまい・・・

 

 

 

そのあとのエジプト、リビアも含め、楽しくて楽しくてしょうがなかったです。

楽しかったのは中東ですけど、ニューヨークは別格でした。

船の上から自由の女神を発見し、バスでトンネルを潜って地上に抜けた瞬間、エンパイアステートビルが現れて・・・たったの1日半でしたが自分がアメリカの地を踏んだことが未だに信じられません(笑)

私にとってのニューヨークの印象は「80年代っぽい街」 でした。

多分、幼稚園生くらいの時に流行っていた音楽や雑貨のデザインが、ニューヨークやアメリカンテイストの物だったからだと思います。

そういう意味では懐かしい雰囲気の街でしたね~(笑)

 

自分の中の変化と目覚め

次から次へとちょこちょこ国が移り変わり、滞在するのは長くて3日くらい。

どこの地域が自分に合ってるか・・・まるで旅のお試しコースのようでした。

初めて接するたくさんの、見たこともない異文化の中で「自分らしさ」が目覚め、船内でも自分を上手く表現できるようになったと思います。

外見やイメージやステレオタイプなどで判断することなく本質を見ること。

集団としてではない個人としての意見を持つこと。

船旅をしていく過程でそういった価値観を自然と身に付けることができました。

それが一種の自信につながり、今の自分があると思いますね。

 

映画三昧

船室のテレビでは毎日映画が流れていました。

3ヶ月のうち寄港するのはほんの少し、あとのほとんどを船内で過ごすわけですから。

たとえばギリシャのピレウスに寄港する前はそこが舞台となっているギリシャ映画『日曜はダメよ』(Never on Sunday)だったり、パナマ運河を越えるあたりでは『テイラー・オブ・パナマ』(The Tailor of Panama)だったりとか・・・

ギリシャで食べた魚丸焼き、シンプルだけど美味しかったなー。

港から降りるので、どこの寄港地でも魚料理が基本です。

ヨルダンもイタリアも魚だらけでしたね。

アクアパッツァみたいな魚一匹丸ごと焼いてる洋食って日本の飲食店のランチなどじゃ気軽に食べられないんですよね。

最近じゃスーパーでもなかなかそういう大きめの魚自体を見かけないことが多いです。イサキとか。

 

 

 

 

『テイラー・オブ・パナマ』の曲は管弦楽&タンゴの情熱的な音楽を聴いた瞬間気に入ってしまい、帰国してからサントラを取り寄せちゃいました。

 

 

 

そこで、見たことのない映画もたくさん観ました。

船内では、ボランティア企画をしたり、様々な社会問題に取り組んでいる人達がいたのですが、そこで取り上げられた、同性愛をテーマにした『ハッシュ!』という日本映画などがそうです。

これ、色々と評価の高い映画なんですけど、個人的にラストがいいと思いました。

テーマのわりに深刻な雰囲気ではなく、コミカルな演出が良いです。

言葉や習慣の異なる様々な土地を巡っていきましたが、そういった過程の中で、やはり同室の、言葉の通じる同世代の同性というのが一番頼りになる存在だなと実感しました (笑)

 

 

パイレーツ・ロック

そしてその時の自分をほんの少しだけ投影してしまうのがこの映画 パイレーツ・ロック (The Boat That Rocked) です。

主人公のカールが、船内の人々の熱気に圧倒されつつも自己変革を遂げていく・・・

まあ、船内での私のキャラはどっちかというとアンガスみたいないじられムードメイカーのタイプでしたけどね。

『パイレーツ・ロック』。

やっぱり音楽がロックだらけで最高です。

サントラ的には、キンクス(The Kinks) とか、ビーチボーイズ (The Beach Boys) が目玉でしょうか。

プロコルハルム (Procol Harum ) の青い影 (A Winter Shade Of Pale) なんかも入っており、楽曲の使い方がさりげなくていい感じ。

カールが父親であるボブを水中から引き揚げようとするシーンがドラマティックです。

あんな風にレコードが海中でぶちまけられ漂う映画のシーンなんて他に見たことがありません。

数々の音楽映画の中でも名シーンだと思いますね、個人的に。

キンクス、ビーチボーイズってロック界に欠かせない存在なのに、この映画を観るまでまともに聴いたことがなかったんですが、聴き始めると本当にはまってしまいます。

キンクスはちょっと演奏や歌が下手だと言われてることもありますが、その雑さが正統派ブリティッシュロックな感じがして大好きです。

 

 

ファーストアルバム「KINKS」が一番有名みたいですけども

「The Kinks Are the Village Green Preservation Society」もなかなか一味違ったアルバムで、面白いです。

ちょっとBlurっぽい感じもします。

 

ビーチボーイズは、日本のフリッパーズギター(The Flippers Guitar)がアルバム『ヘッド博士の世界塔』で、「ゴッド・オンリー・ノウズ」(God Only Knows)をサンプリングに使っていることで有名です。

しかし比べてみるとやはり印象が違いますね。

 

 

 

 

 

個人的にビーチボーイズで好きな曲は「アイ・ゲット・アラウンド」(I get around) です。

 

 

 

ホント最高です。🌊

これとベンチャーズ(The Ventures)の「10番街の殺人」(Slaughter on 10th Avenue) を大音量でかけながら車でビーチ沿いを走ってみたいですよね?😁

 

 

直訳ロッカー王様

直訳ロッカー王様というアーティストがいます。

色んな洋楽ロックの曲を直訳の歌詞で歌っているアーティストなのですが、ビーチボーイズの曲も直訳しています。

直訳なので歌詞が覚えやすく、カラオケでも非常に歌いやすいと思いますよ。

王様の仲間である女王様の歌うベンチャーズもいいですね~。

渚の女王様の元ネタ「ダイヤモンド・ヘッド」(Diamond Head) は日本映画『ウォーターボーイズ』の中でもかかっていました。ピースボートの船室でも観たなぁ、ウォーターボーイズ。

 

世界三大ロックバンド

ところで。

三大ロックバンドを挙げるならどう答えます?

一番目と二番目はたいてい同じバンドが挙がりますが、三番目に何を入れるかに色んな説があります。

私ならば・・・

ビートルズ (The Beatles)、ローリングストーンズ (The Rolling Stones)、ビーチボーイズ(The Beach Boys) を挙げますね。

理由としては、西海岸的で開放的なサーファーロックと、複雑で精緻な構造の高尚なロック、全くテイストの異なる楽曲を同時に作り出しつつも、演奏も歌唱力もレベルが高く、ロック史の中で完成度の高い存在感が感じられるからです。

 

ロック映画らしいエンディング

パイレーツ・ロック (The Boat That Rocked) 。

後半にいくほど面白くなりますが、なんといっても見ものなのはエンディングです。

船からみんなダイブしてアホっぽく溺れていきますが・・・なんだかんだで、ハッピーエンドで終わります。

そして・・・・・

 

 

デビットボウイ (David Bowie) Let’s Dance に合わせながらひたすらダンス!

続いてロックの名盤のジャケが画面に次々と現れます。

ファッション的にもお洒落ながらハチャメチャな海賊船ラジオですが、その支離滅裂さが楽しくてしょうがないです。

とにかくストーリーも音楽も爽快で、ロックの知識がなくても理屈抜きで楽しめる馬鹿っぽいくらいの娯楽映画ですので詳しい説明は不要です。

ちなみにピースボートではこの映画のような乱れた男女関係というのはありません。

まあ、みんな気分が開放的になったり、海外かぶれになってしまうんですけどね、ピースボート。

年齢層に関係なく恋愛の噂のようなのは多かったですけど。

私も船を降りて日本に帰ってからも船旅マジックにかかりっぱなしで、なかなか感覚が元に戻らず、しばらくどこへ行くにもビーチサンダルで行動したりなんかしていました。外出先で驚かれて我に返りましたけど。

 

とにかく夏が好き

私は船や船室も好きなんですが、水しぶきの上がる大海原や濃厚なブルー、大型船、青い空、貝殻、マリングッズが大好きです。

潜水艦なんかも、乗ったことはないですけど、見ちゃいますね。乗りたいなあ。

船の中ではアルフォートの船みたいな帆船が一番好きかな。

 

真夏の夜に読んだ岩波のホラー短編集『八月の暑さのなかで』はなかなか面白かったです。

ロビンソン・クルーソーなどの冒険小説も海や孤島の描写がリアルに感じられて好きです。

大きな船や大海原が出てくる映画や作品を観ると、ついピースボートでの楽しかったあれこれを思い出してしまいます。

 

 

船映画の金字塔

同様の理由で タイタニック (TITANIC) も好きな映画のひとつです。

リアルタイムで観たのは相当昔ですけどこの作品、DVDの映像技術がどんどん進化してリリースされていますよね。

さすが映画至上ナンバーワンともいえる作品です。

一番好きなシーンは、冒頭の回想シーンで、海底に沈んだタイタニックの食堂の海水で錆びたドアが出てくるシーンです。

ボーイさんがよみがえり、ドアを開けて誘導します。

100年前で時間の止まった化石が、記憶と共に息をふきかえすのです。

そして、(若き日の) 美男美女レオ様とケイトが遠い遠い昔の物語を展開していく・・・

こういう、古い物から遠い昔を回想していくような展開が好きなんです。

 

 

タイタニックは船内でのダンスとかもかっこいいし、やはり船が真っ二つになって沈んでいくシーンは大迫力で、パイレーツ・ロックのラストもそうですが、船が沈むシーンて不謹慎だけど、なぜか凝視してしまうんです。

その辺のリアリティがわかるのはやっぱりピースボートに乗ったからでしょうね。

船内でこの映画を流すのはなんとなく不謹慎な感じがするからやらないかな~と思ってたらやりましたよ、アイルランドからニューヨークへ向かう大西洋上の、まさしくその沈没場所を通る日に。

タイタニック・ディナーなんてのも食べましたけど、味は微妙だったような気がします。

 

ピースボートのあれこれ

ピースボートのトパーズ号。

隣室や廊下の音が丸々聞こえるくらい薄い壁、天井が落ちてきそうなくらいのボロ船でしたけど。

船内の食事ははっきりいってマズかったです。

特に地下にあるレストラン (タイタニックのように豪華なのではありませんが) のメニュー。

毎日ステキなメニュー名がついていて期待するのですが、出てくる物は地上で食べる物とは違う、なんだか怪しげな食材を使用してゴチャゴチャに作られた料理ばかりでした船内で保存が効く食材を使うせいもあるのでしょうね。

そこで牛のハチノスのスープなんてのも始めて食べました。食べ方すらわからない料理も多かったです。

船から釣った魚を使った料理がよく出ていたのですが、よくわからない南洋の魚が多く、味もよくわからなかったです。

だから気がつくとセルフサービスのカフェでピザパンとポテトばかり食べるようになっていましたし、売店でおつまみやお菓子を買いすぎたりもしました。

たまに船内の居酒屋でラーメンやマグロ丼を食べましたが、それは日本の店で食べる味そのもので、 美味しかったなあ。それでもファストフードとファミレスが恋しくて仕方なかったですよ、ホント。

あと、私は船内生活も地味ながらもだんだんと楽しくなっていったタイプなのですが、ほとほと船内生活が嫌になってしまう人というのもいました。

理由としては、船内にいる非常識な人達に疲れた、スタッフのやっていることが偽善に思える、などです。

衛生的にも神経質すぎる人には向いていないかもしれません。

船に乗っている間はとにかく暇なので毎日が習い事と文化祭状態だったと記憶しています。

私は船内の人間関係よりも寄港地命!だったのでそんなに参加しませんでしたけどね。

船が日本を離れてだいぶ経ってしまうと、日本のニュースや情報は全く入ってきません。

インターネットをするのにも手間と料金がかかりますし、陸に居るときのように見たいサイトを簡単に見ることはできません。

たま~に図書室に置いてある日本の新聞を目にして (といってもけっこう前のやつだったりする)、そこに載っている日本の雑誌の広告を見て、あぁぁ懐かしいなぁ~なんて思ったり。

陸にいるのと違って情報が遮断されてしまうので、限られたものしか目にすることができないんです。

だから自然と考えが観念的になり、妙にグローバル化しちゃいました。

普段日本で目にする国内ニュースではなく、いわゆるワールド基準のニュース、中東情勢などを知るのが日常になります。

気候も次から次へと変わって行きます。

ジリジリした灼熱の空気を感じたと思ったその数日後、ふとデッキに出てみるといきなり巨大な氷河がたくさん浮いているのを目にしたり。

強風に流されそうになったり。

タイタニックみたいにイルカを追っかけたり。

突然の激しい揺れでトイレに駆け込み盛大に嘔吐する。

などなど、船特有のエピソードには事欠かないです、ピースボート。

 



 

 

“パイレーツ・ロック” サントラ

 

ディスク1

 

1.ステイ・ウィズ・ミー

2.オール・オブ・ザ・ナイト

(キンクスの曲です。勢いがあって思わず歌詞覚えたくなっちゃいます。英語で歌おう!って感じ。)

 

 

3.エレノア

4.ジュディのごまかし

5.ダンシング・イン・ザ・ストリート

(日本版DVDの予告で効果的に使われてると思いますが、踊るというよりまっすぐ歩きたくなっちゃいます。)

 

 

6.素敵じゃないか

(ビーチボーイズの有名な曲です。これも上に貼った王様の浜っ子伝説の直訳がわかりやすくステキだと思います。”すーてきだねふたりとしをとってな~がくまつひつようもな~く♪”とか、見事にキレイにはまっています。)

 

 

7.ウー・ベイビー・ベイビー

8.ジス・ガイ

9.クリムゾン&クローバー

10.ハイ・ホー・シルヴァー・ライニング

11.恋のマジック・アイ

12.ウィズ・ア・ガール・ライク・ユー

13.あの娘のレター

14.アイム・アライヴ

15.イエスタデイ・マン

16.アイヴ・ビーン・ア・バッド・バッド・ボーイ

17.サイレンス・イズ・ゴールデン

18.この世の果てまで

 

ディスク2

 

1.フライデー・オン・マイ・マインド

(イージービーツのサイケでノリノリになる曲です。これもフリッパーズギターがヘッド博士の世界塔で引用してます。ゴーイングゼロと呼んで♪)

 

 

 

 

2.マイ・ジェネレイション

3.アイ・フィール・フリー

4.風の中のマリー

5.青い影

(プロコルハルムの有名な曲です。)

 

 

6.ジーズ・アームズ・オブ・マイン

7.クレオズ・ムード

8.恋にご用心

9.シーズ・ラザー・ビー・ウィズ・ミー

10.98.6

11.サニー・アフタヌーン

12.父と子

 

 

 

(カールがボブを水中で救い出すシーンで流れます。映画後半の雰囲気に合っていてなかなか感動的な曲。)

 

13.サテンの夜

14.この胸のときめきを

15.ステイ・ウィズ・ミー

16.ハング・オン・スルーピー

17.ジス・オールド・ハート・オブ・マイン

18.レッツ・ダンス

(ラストを締めくくるデビット・ボウイの曲です。踊りたくなりますね。)

 


 

 

パイレーツ・ロック     The Boat That Rocked

 

2009年     イギリス     135分

 

監督     リチャード・カーティス

 

キャスト

フィリップ・シーモア・ホフマン(ザ・カウント)、ビル・ナイ(クエンティン)、リス・エヴァンス(ギャヴィン)、ケネス・ブラナー(ドルマンディ)、ニック・フロスト(デイヴ)、リス・ダービー(アンガス)、トム・スターリッジ(カール)、エマ・トンプソン(シャーロット)

 

内容(あらすじ)

素行不良で高校を退学させられたカールは、更正のために母の旧友クエンティンの居る船に乗船する。ところがその船は、海中に浮かぶ海賊ラジオ局の拠点であり、アメリカ出身のザ・カウントら筋金入りのクールなDJ達が政府の目を盗んでは24時間ロックを流し続けていた。カールは彼らに振り回されながらいつしかその自由な生活に溶け込んでゆく。

 

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