新宿でサンフランシスコ連続殺人鬼《大暴走・野蛮地獄》を観る。なんだ、カス映画じゃん

 

 

日本初・正式劇場上映

シネマート新宿で前からちょっと(?)おどろおどろしい感じのポスターやチラシが貼ってあったので興味があり、「大暴走・野蛮地獄特集」を観ました。

今回シネマート新宿で特集された「大暴走・野蛮地獄」は大衆から見向きもされない常軌を逸した映画を上映するというコンセプトのようです。

よくわかんないからタイトルで選ぼうと思い「爆走!狼男」を観ようと最初は思っていたのですがついつい忘れてしまっていて、時間的に空きのあった『サンフランシスコ連続殺人鬼』(The Zodiac Killer) を観ることにしました。

これを観ることにしたもうひとつの理由は、日本初上映だということもあります。

映像ソフトは出ていたのですが劇場での正式上映は初だということです。

これは1970年前後かけてサンフランシスコで実際に起きた「ゾディアック事件」を元にしたストーリーです。

※「ゾディアック」って黄道十二星座を図にしたもののことで、よく占いのページで見る言葉ですよね。

ゾディアック事件は68年に若い男女カップルの殺害を皮切りに少なくとも5名が殺害され2名が負傷したと言われている事件で、何人かの被疑者が特定されてはいるものの今も未解決でアメリカで捜査中となっています。

2021年にも被疑者を特定したというニュースが出ていましたがやはり解決には至っていないようです。

 

犯人炙り出しの目的で作られた超低予算Z級映画

『サンフランシスコ連続殺人鬼』は、新聞社に脅迫文や声明文を送り付ける自己顕示欲の強い犯人を映画館におびき寄せようと緊急に作られた作品で、B級映画ならぬZ級映画と言われるほどの突貫制作映画だったそうです。

犯人を捕まえるため、オートバイのカワサキが協賛し、バイクのプレゼントキャンペーンを行い、6人のスタッフが映画館のいたるところに忍び込み、応募用紙の筆跡から犯人をリアルタイムで目視して見つけようと凍えるような温度のアイスの冷蔵庫の裏にまで潜り込んだりしていたのですが結局見つからずじまい。

犯人は同じく1971年の映画「ダーティハリー」に出てくる犯人“サソリ”のモデルにもなっていますが、この『サンフランシスコ連続殺人鬼』はダーティハリーより半年早くアメリカで公開され、史上初めてゾディアック事件の犯人を元にしたキャラクターを登場させた映画です。

しかもダーティハリーと違って犯人が主役っぽく描かれていますね。

監督トム・ハンソンはピザチェーン「Pizza Man」の創業者でもあるということです。

制作費当時で約13000ドル。

全キャスト、全スタッフ無報酬。

当時の為替レートで換算すると468万円。

そんなんで映画作れるんだ。

なんていうかこういう煽り文句見ると、内容的にもけっこう?いやさぞや充実した映画なのだろうと思いませんか。

・・・・・・・・・・

内容は、「ふ~ん」て感じでした。

ま、この手の映画にありがちな好事家向けのセンセーションなんですよね。

私は好きですけどこういう流れ。

 

中身は拙作

ま~昔の、70年代の映画だなぁと逆に感心するくらいポスターの印象と比較しても子供騙しの色合いが強く、キャストは美男美女ながらも妙にけだるい白昼の退屈なダラダラシーンでつないでいくのが8割くらい。

「爆走!狼男」も観てないけどきっと同じような感じの映画なんだろうなぁと思いました。

60~70年代のアメリカ庶民のライフスタイルが好きな人には出てくるお店やファッションなどを見ると参考になるかもしれません。

この映画の殺害シーン、ナイフ突き立てて勢い良くグサッ!グサッ!とやるのですが、刺されたほうの顔が間抜けだったり血の飛び方がなんかちょっとオカシイようなそうでもないような・・・受け狙いなのかなんなのかとにかく安っぽい違和感はあります。

女性が「蛍の光」の原曲を歌うシーンもありましたけど、基本的に音響が昔のオーディオで、ビリビリビリビリ!って耳に響くような音の悪さでした。

最後に主人公の連続殺人犯通称ゾディアックの「猟奇的な事件を起こす奴のことを世間では病的な存在としてキチガイ扱いする。しかし俺のどこが異常?定職についているし、こんなに普通に活動しているどこにでもいる人間だ。捕まらずに何度でも犯罪を繰り返せるほど賢い。」というようなセリフで一気に締めくくります。

とてもシュールな終わり方なんですけど、このラストだけは印象に残りましたね。

たしかにゾディアック役はカツラや覆面で変装し、なぜかたくさんのウサギを溺愛する見た目はどこにでもいるタイプの癖のない量産型イケメンでした。

しかし、こんな一見平凡な人物が巧妙に身を隠してどこかで生存しているのかもしれません。

うん。

映画の内容はカス、クズ映画の部類なんでしょうけど公開にいたるまでのプロセスとかが面白いので一見の価値ありでした。

 

 

サンフランシスコ連続殺人鬼

 

①マッドボンバー 爆死カクテルマッドボム

②爆走狼男 バイカー殺しのガソリン

③サンフランシスコ連続殺人鬼 従業員未試飲ゾディアックキラー

④サイコマニア 劇中に登場しそうなロンドンプライド

各500円!

 

②のネーミングが怖い!

 

せっかく観るから「ゾディアックキラー」を飲んでみましたよ。

アルコール入りです。

 

サンフランシスコ連続殺人鬼

 

色がいい感じ。

カクテルなのかな?

映画観ながら飲んでも眠くなりそうなならないような絶妙なドリンクでした。

 

サンフランシスコ連続殺人鬼

 

ゾディアックキラーのTシャツなかなかいいデザインだと思いましたがなんせ凶悪犯ですし外国人とかに誤解されたら嫌ですしこういうのを着てみたいとんがった年齢でもないので買いませんでした。

 

サンフランシスコ連続殺人鬼

 

ここの映画館は

 

サンフランシスコ連続殺人鬼

 

入った瞬間

 

サンフランシスコ連続殺人鬼

 

サンフランシスコ連続殺人鬼

 

楽しませてくれますね。

 

サンフランシスコ連続殺人鬼

 

トイレも毎回

 

サンフランシスコ連続殺人鬼

 

ご丁寧です。

 

サンフランシスコ連続殺人鬼

 

サンフランシスコ連続殺人鬼

 

 

 

 

 

 

 

 

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