ブラー のアルバム『blur』の中の曲、song2 を初めて聴いた時は、「変わった曲だなあ」と思いました。
Blur est l’un de mes groupes préférés .
La chanson de Blur passe dans le film “THE BEACH”.
Blur is one of my favorite bands .
Blur’s song is playing in the movie “THE BEACH”.
中毒性のある曲・Song2
しばらくしてこの曲がかなりの人気曲だということを知り、「へーえ、こんな変わった曲が」と思っていましたが、聴き込んでいくほど味が出てくる曲だということに気づきました。
冒頭のドラムのリズムがごく普通の8ビートなのに、ドラムの人の野性的な叩き方のせいか原始的なアフリカの太鼓のリズムみたいにも感じます。
が、それでいてしっかり現代的なロックとして成立しています。
そこに乗っかってくるギターも好きですね。
ほんとこの曲は癖になります。何千回?聴いたかわかりません。
そしてこの曲、THE WHOの「motoring」にドラムが似てると思うんです。
とくに↓の1:48の辺りからとか。
調べたら blur は THE WHO の曲もカバーしているんですね。
ウーフー(Woo Hoo)!というフレーズで有名なこの歌詞は、ドラッグのことを歌っているらしいですが、とくに深い意味はないようですね。
ビートルズ (The beatles ) の歌詞もたわいない恋愛の内容がほとんどですし、ロックの歌詞って本来たいした意味はないのでしょう。
まあ、ボブ・ディラン (Bob Dylan) など、特にアメリカのロックには社会派と言われているものもありますけど。
私は知性がどうとか関係なくイギリスのロックが好きです。
song2 以外のブラーの曲では、「パークライフ(Parklife)」や「ガールズ&ボーイズ(Girls&Boys)」ももちろん好きですが、特に「カントリーハウス (Country House)」が好きですね。
ジャケが、あのオークションシュレッダー事件のバンクシーの絵なんですね。
このアルバムはアフリカ音楽やアラブ音楽の影響を受けて製作されたそうです。
内容的には私の知っているブラーではないけれど、すごくユニークな音作りだと思いました。
歌詞やボーカルよりも、音重視の作風に聴こえます。
日本でもアイドル並みの人気だったブラー
全盛期、ボーカルの デーモン・アルバーン (Damon Albarn) がカッコいいという風潮があったんですけど、たとえば·····当時の音楽雑誌によれば、来日した時、テレビ収録をしていた東芝EMIのスタジオに女性の追っかけ集団が押し掛け、「中へ入れてくれなければ手首を切ってやる(死んでやる)‼」と言って関係者を脅し、本当は入れないのにデーモンが承諾したためスタジオに入り込んだそうです。
すごいですねー。今の時代、来日してここまでの追っかけが沸く海外ロックバンドなんているのでしょうか。
手首なんか切っても死なないというのはいまや常識ですけど。
そういう、ミーハーなノリは当時の自分にはイマイチわかんなかったですね。
その時の様子がどうやらこの写真のようです。

私がブラーの見た目に関心がなかったのは、逆に容姿が整い過ぎてるからかなとも思います。
メンバー全員が小綺麗で整いすぎてインパクトがない印象だったのです。
ただ、よく言われていた中産階級の捻くれポップという評価は理解できますが、ファッションがオシャレだという意見にはあまり同意できません。
いつもカーキ色のパーカーを着たオアシス(Oasis)の対極的扱いだったからオシャレだと言われていたのでしょうか?
今思うとブラーもオアシスも、ジャージやパーカー、ジーンズ、スニーカー、セーターという典型的90年代の恰好で共通点が多く、そういったカジュアルなアイテムをうまく着こなしています。
ロンドンオリンピック
私はロンドンオリンピックの開会式をテレビで見なかったんですけど、後からYouTubeで見てすごくテンションが上がりました。
song2 の流れるタイミングも良かったし、ミューズ (Muse)、ザ・クラッシュ (The clash)、リリー・アレン (Lily Allen)、セックス・ピストルズ (Sex Pistols)・・・・・
サウスバンク・ショー (The South Bank Show) のテーマである variations も使用されてました。
アンドリュー・ロイド・ウェバー ( Andrew Lloyd Webber) 作曲のダンス曲です。
あと、アイリッシュドラム?みたいな音も入っていたような気がするんですけど・・・
今までオリンピックの開会式なんて良いと思ったことがありませんが、ロンドンはツボにはまりました。
オリンピックの開会式ってやっぱりその国らしさを最大限に出そうとするのでしょうね。
イギリスは女王陛下の国なだけでなく、ロックの国なんだなあと思いました。
バックパッカーになった気分になれる映画
ブラーが参加しているサントラで有名な ザ・ビーチ(The Beach) という映画があります。
1回目に観た時はなぜか映像が暗く感じ、全体にジメッとした印象を受け、あまり好きになれない映画だったのですが、先日もう1度観てみたらすごく良かったです!
昔、このような一人で海外を放浪する行くバックパッカーに憧れていたことを思い出しました。
レオ様 (Leonard DiCaprio) の今とは全く違う引き締まった体に、並行宇宙について話したり、ずーっと続いていく哲学的なモノローグから始まります。
なかなかスリリングな展開です。
出てくるパソコンの型が古くて時代を感じます。
この映画、私は淡々とした日本語吹き替え版で観るほうが好きですね。
そうそう、数年前、元女優の高樹沙耶が大麻取締法違反で逮捕された時、この映画の真似をしているのではないかとよく言われていました。
そのくらい逮捕された時のシチュエーションが似ていたのでしょうか。
確かに当時の髪型や服装までティルダ・スウィントンの演じたあの女性と被りますね。
サントラも、東南アジアのむんむんした熱気とミステリアスな風景が浮かんでくるような曲目で、ロック系のチョイスなのにどこかタイとかバリ島とかの謎めいた海や森林に行きたくなるような雰囲気を持っています。
ちなみにこの映画の舞台になったタイのピピ島は、観光客が押しかけすぎて自然破壊が進んでしまったため閉鎖されたそうです。
“ザ・ビーチ” サントラ
1. スネイク・ブラッド
2. ピュア・ショアーズ
3. ポルセリン
4. ヴォイシズ
5. 8ボール
6. スピニング・アウェイ
7. リターン・オブ・ジャンゴ
8. オン・ユア・オウン(クラウチ・エンド・ブロードウェイ・ミックス)
(これがブラーの曲で、原曲が上で取り上げたアルバム『blur』の中に入っています。映画の中ではちょっぴりワクワクするようなシーンで使われています。)
9. イエ・ケ・イエ・ケ
10. ウーズィー
11. リチャード,イッツ・ビジネス・アズ・ユージュアル
12. ブルータル
13. ロンリー・ソウル
14. ビーチド
ザ・ビーチ The Beach
2000年 アメリカ 119分
監督 ダニー・ボイル
キャスト
レオナルド・ディカプリオ(リチャード)、ティルダ・スウィントン(サル)、ヴィルジニー・ルドワイヤン(フランソワーズ)、ロバート・カーライル(ダフィ)
内容(あらすじ)
刺激を求めて世界を旅行するバックパッカーの青年リチャードはタイのバンコクで、禁じられた美しい伝説の島の存在を知り、楽園を探す冒険の旅に出掛けるが・・・