音楽の映画なので前から気になってた『ティーン・スピリット』(Teen Spirit)を観ました。
“Teen Spirit” est un film où vous pourrez profiter du charme et du chant d’Elle Fanning .
“Teen Spirit” is a film where you can enjoy the charm and song of Elle Fanning.
貧しい暮らしからトップシンガーを目指す
ポーランド移民でありイギリスの田舎のワイト島で母親と二人で貧しい暮らしを送る21歳のヴァイオレットは、歌だけが生きがいですが、客もまばらな小さなパブで歌うことしか出来ません。
そんなある日、客として見に来ていた元オペラ歌手のヴラドに声を掛けられ、彼をマネージャーとしてティーンスピリットに出場することを決意します。
ヴァイオレットは歌手になることで日々の鬱屈した暮らしから脱出したいと気持ちもあったのです。
エル・ファニング(Elle Fanning)は「ネオン・デーモン」(The Neon Demon)で印象深い役をやっていましたが、「美人で天性のオーラがあって大勢の中から問答無用で選ばれる」という設定の役が多い印象です。
実際、目鼻立ちを見るとそこまで美人ではありませんね。
しかし長身で細身のスタイルはかっこ良く、もの凄く透明感のある白肌をしていますよね。
エマ・ストーン(Emma Stone)やブレイク・ライブリー(Blake Lively)等と同じような、ファニーなブロンド雰囲気美人といった感じです。
実はこういったタイプがアメリカではいちばんヒロインや美人役に選ばれやすいんですよね。
そういう女優の元祖が、マリリン・モンロー(Marilyn Monroe)ですかね。
そんなエル・ファニングがぶっ通しで歌い倒しているまるで彼女のPVのような映画です。
歌手の役ですけどエルの容姿がすごくクローズアップされてる感じがしてファンにはたまらないんじゃないかなと思いました。
ネオン・デーモンで見せたモデルのようなファッショナブルな服装も楽しめます。
歌声はかなり迫力があり、パンチが効いた歌い方をしますね。
やはり猛特訓したようです。ポーランド語も。
貧しい家庭出身でトップを目指すというところが『パリに見出されたピアニスト』(Au bout des doigts)や『レディ・マエストロ』(DE DIRIGENT)と被りますが、所々やっぱりイギリスが舞台のせいか『イエスタデイ』(Yesterday)に似たところがありますね。
ネオン・デーモンにしても、今回の作品にしても、エル・ファニングが鮮やかなネオンカラーが似合う人だということがよくわかる映画です。
特にショッキングピンクが映えます。
ネオン・デーモンなんか特にちょっとケバケバしいくらいの怪しいカラーですもんね。
どぎつい程のライトに照らされて、激しいパフォーマンスを見せるエルファニングの存在感が目を惹きます。
エル・ファニングの歌手デビュー
この映画のサントラはほとんどエル・ファニングによる歌なんですね。
ロケットマン(Rocketman)のタロン・エジャトン(Taron Egerton)みたいにほとんど歌手デビュー状態です。
最初の方でヴァイオレットが部屋で踊り狂うシーンでは、ノーダウト(No Doubt)の「Just a Girl Lyrics」が爆音で流れますが、思いのほか激しい曲なんだなぁと気づきました。
あとはエル本人の熱唱曲でほぼ占められています。
関係あるのかどうかわかりませんが「ティーンスピリット」ってニルヴァーナの「スメルズ・ライク・ティーン・スピリット」(Smells Like Teen Spirit)を連想させますね。
この映画の中にもソロの歌手、ボーカルグループ、ロックバンドなど様々な形態のアマチュアアーティストが出場します。
ヴァイオレットは母親がいつも行く教会での賛美歌が退屈そうでしたが。
出来レースっぽい映画なのですが所々挫折もあり、さりげないユーモアや起伏もあるし、熱唱と音楽を楽しみたい人にはおすすめできます。
ティーン・スピリット Teen Spirit
2019年 アメリカ 94分
監督 マックス・ミンゲラ
キャスト
エル・ファニング(ヴァイオレット・ヴァレンスキ)、レベッカ・ホール(ジュールズ)、ズラッコ・ブリッチ(ヴラド)、アグニェシュカ・グロホフスカ(マーラ)
内容(あらすじ)
イギリスのワイト島で母親と暮らすヴァイオレットは音楽や歌を心の拠り所としていたが、有名なオーディション番組「ティーンスピリット」の予選が地元で行われることを知り、歌手になる夢を叶えるためオーディションに挑む。