英国王のスピーチ
あらすじ The King’s Speech 2010年 イギリス
1925年、国王ジョージ6世(コリン・ファース)は吃音を患っていた。
吃音とは言葉が滑らかに出ないでどもってしまう病気である。
それを心配した妻のエリザベス妃(ヘレナ・ボナム=カーター)は、スピーチを矯正する専門家ライオネル(ジェフリー・ラッシュ)を訪ねる。
原因は心因性のものにあると気がついたライオネルは、独自の治療法で王の心を解きほぐしていく。
妻とライオネルの協力を得て、王は渾身のスピーチに挑むのだった。
フランスの作曲家が担当する音楽
この映画けっこう前に映画館で観たなーと思うんですが、緊張感のあるストーリーながらも過激な言葉が飛び交い、思わず笑ってしまうシニカルなユーモアのある映画だったと記憶しています。
心の問題と言葉が密接な関係にあるということがよくわかり、誰にでも起きる可能性のあることだなぁと思います。
音楽は、印象に残っていなかったのですが、アレクサンドル・デスプラ(Alexandre Desplat) というフランスの映画音楽作曲家が担当しています。
とても数多くの映画音楽を担当しており、1998年『ハーフ・ア・チャンス』 (Une chance sur deux)、2013年『毛皮のヴィーナス』(La Vénus à la fourrure)などの音楽もそうなのですね。
けっこう観たことがあるものが多いです。
2005年の『真夜中のピアニスト』(De battre mon cœur s’est arrêté)という作品でベルリン国際映画祭銀熊賞とセザール賞を受賞しています。
2006年の『クィーン』( The Queen)、2008年の『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』 (The Curious Case of Benjamin Button)、そしてこの英国王のスピーチでアカデミー賞にノミネートされており、
2014年のグランド・ブダペスト・ホテル (The Grand Budapest Hotel)でアカデミー賞(作曲賞)を初受賞、2017年にはシェイプ・オブ・ウォーター (The Shape of Water)でも同賞を受賞しています。
知らなかったのですが、かなりビッグな映画音楽作曲家ですね。
ちなみにセザール賞はフランスにおけるアカデミー賞にあたるそうです。
演劇界のモリエール賞、音楽界のヴィクトワール・ドゥ・ラ・ムジーク賞と並んで、映画界で最も権威のある賞なんですね。
そんなフランスの大・映画音楽作曲家の担当するイギリス的ユーモアに溢れた映画が『英国王のスピーチ』なのです❗🎙👔💖
英国王のスピーチ THE KING’S SPEECH
2010年 イギリス・オーストラリア 118分
監督 トム・フーパー
キャスト
コリン・ファース(ジョージ6世)、ジェフリー・ラッシュ(ライオネル・ローグ)、ヘレナ・ボナム・カーター(エリザベス)、ガイ・ピアース(エドワード8世)