パリ、嘘つきな恋 (TOUT LE MONDE DEBOUT) を観ました。
Je pensais que “TOUT LE MONDE DEBOUT” était amusant pour quiconque le regardait.
I thought “Rolling to You” was fun and funny to anyone watching it.
フランスの人気コメディアン
フランスでは2018年に200万人以上動員したそうです。
設定としては言われている通り『最高のふたり』(Intouchables)と共通点がありますし、『グリーンブック』(Green Book)にも似たところがあると言われています。
監督・脚本・主演を務めたのはフランスの人気コメディアンである フランク・ デュボスク (Franck Dubosc) です。
原題の『TOUT LE MONDE DEBOUT』は、「皆さん、立ち上がって」というような意味ですね。
主人公のジョスランは、『キル・ビル』(kill bill)でユマ・サーマン(Uma Thurman)が履いた靴の代理店のCEOという設定です。
オニツカタイガーですね。日本のメーカーですw
ジョスラン(Franck Dubosc)は友人で主治医のマックス(Gérard Darmon)と共に、嘘を並べては女性を口説きまくったりする自由気ままな独身生活を謳歌していますが、彼の前に現れた若い看護師ジュリー(Caroline Anglade)の気をひくため車椅子生活者になりきります。
ジュリーの実家のパーティーでジュリーの姉フロランス(Alexandra Lamy)に引き合わせられ、最初は本物の車椅子生活者であるフロランスに抵抗を持つのですが、多芸多才でオシャレなフロランスに段々と惹かれていきます。
ジョスランは必死で本物の車椅子生活者であるように振る舞うのですが・・・
全体にライト感覚のラブコメディなのですが、一応リアルな描写で進んでは行くのですが現実離れした展開や演出が所々入り込んでおり、やっぱり映画だなぁ~とむしろ安心するような感覚があります。
笑いが起こる頻度は『グリーンブック』と同じくらいだったのですが、こちらの方が直球型というか、ジョスランが何か言動を起こす度に笑いが起きるという感じでした。
デュボスクは本国フランスでは持ちネタがあるようで、それを映画に持ち込んでいるようです。
Amore Mio
サントラで特筆すべきなのは、ジョスランが一人で部屋で歌っているところをジュリー見つかってしまう時にラジカセでかけている曲であり、フロランスと食事中の時にもレストランで歌う曲、Brice Davoli(ブリス・ダヴォリ)のアモーレ・ミーオ(Amore Mio) じゃないでしょうか。
後でフロランスがジュリーに「あの人めちゃくちゃ歌が下手なの」と言っていましたが・・・
これがこの映画のテーマ曲といっても良さそうです。
フロランスはテニスプレーヤーでもありクラシックのバイオリニストなのですが、サントラは全体的にラテン音楽のカラーが濃い目です。

万人受けする笑いのセンス
日本版ポスターが、漫画みたいに♡?💦とか落書きしていたり、定番の日本調な感じなのですが、この映画に関しては日本版のポスターでもそんなに違和感は感じません。
コミカルな恋愛映画だからでしょうかね。
邦題も、そのまんまで間違ってないって感じで違和感はありません。
まぁ、原題の『TOUT LE MONDE DEBOUT』のほうが深いですけどね。
ジョスランの行動など、パッと見てすぐわかる面白さがあるので、見れば誰でも面白く笑える映画だと思いました。
個人的にはもう少しひねくれたセンスのあるフランス映画を望んでいるので、物足りない感はありましたけど。
でも、最近のフランス映画ってコメディになると英米の映画より単純なのが多い気がしますね。TAXIシリーズとか。
こういうフランス映画は眠くなるとかとっつきにくいなんてことはないと思います。
フランス語やパリの雰囲気を味わいつつ肩のこらないラブコメで気晴らししたい人にオススメです。🐹🍷
パリ、嘘つきな恋 TOUT LE MONDE DEBOUT/ROLLING TO YOU
2018年 フランス 107分
監督 フランク・デュボスク
キャスト
フランク・デュボスク(ジョシュラン)、アレクサンドラ・ラミー(フロランス)、ジェラール・ダルモン(マックス)、エルザ・ジルベルスタイン(マリー)
内容(あらすじ)
亡き母の家に残されていた車椅子に座っていたジョシュランは、偶然家を訪ねてきたジュリーの気を惹こうと車椅子生活者のふりをするが、そんな彼にジュリーは姉のフロランスを紹介する。フロランスは事故に遭い車椅子で暮らしているが、バイオリニストとして世界中を飛び回りつつも車椅子テニスプレーヤーとしても活躍していた。多芸多才で魅力的なフロランスに惹かれつつも本当のことを打ち明けられないジョシュランは・・・