レディ・プレイヤー1 って曲もオマージュも面白すぎるじゃん

 

レディ・プレイヤー1 って映画館では観なくてあんまり期待しないでアマプラで観たんですけど、意外と音楽がいいんですよ!

VRで構成された近未来の雰囲気にロックがピッタリ合っています。

映画のポスターなどでの印象がほぼ同時期に日本で上映されたフランスの「ヴァレリアン」と似てると思ったんですけど、内容は色んな意味で比較になりませんがヒロインはカーラ・デルヴィーニュのほうが綺麗だと思いました。

あっちはリアーナが出てたり何気にキャストが凄いし、ま、アバターものではないんですけどねヴァレリアンは。

 

冒頭では ヴァンヘイレン Jump が流れることで有名なんですけどこれだけじゃないんです。

 

 

この映画の最大の特徴であるCGによるアバターもちょっと気持ち悪いんですけど人工的な演出にしては色使いなどもお洒落だと思います。

 

誰もが自分の好きなルックスになって理想の人生を送れるVRの理想郷オアシスの生みの親ジェームズ・ハリデーが相棒オグデン・モローと2025年に創設を発表するシーンでは

ティアーズ・フォー・フィアーズEverybody Wants to Rule the World

 

 

ジェームズ・ハリデーが全能のアノラックとしてのアバターの姿で「ハリデーのイースターエッグ探しを始めよう」と言ってタイトルが出てくるところで流れるのは ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツ I Hate Myself For Loving You

これがなんとも雰囲気に合っていて映画の本格的な始まりにキリリと引き締まる効果を与えています。

 

 

 

レースシーンが始まるところではバック・トゥ・ザ・フューチャーの作曲家として有名な アラン・シルベストリWhy Can’t We Go Backwards?

 

 

オーウェンことパーシヴァルがエイチと買い物に行き「アバター用ウェア」なんて看板が出ている街中を歩くときには

ブルース・スプリングスティーンStand On It がガンガンかかります。

活気のあるVRの街の雰囲気を感じさせますね。

 

 

パーシヴァルが通うハリデー年鑑が登場するシーンでは ジョージ・マイケルフェイス(Faith) 

 

 

 

 

 

エイチの作業場で プリンス I Wanna Be Your Lover が流れてたみたいなんですけどあんまりよく聴こえないですね。

 

 

60年代に多くのヒットを出したアメリカのソウル・コーラス・グループ、テンプテーションズ Just My Imagination (Running Away With Me) も流れているみたいなんですけど気づきませんでした。

 

 

それよりエイチの作業場にトムクルーズ主演のあの「カクテル」のネオンサインがあったのが驚きですね。けっこうオシャレな作業場です。

 



 

第二の鍵のヒント「作品を嫌う作者」「跳ばなかったジャンプ・過去から逃れよ」をアルテミスが読むシーンでは アランシルベストリ An Orb Meeting

 

 

パーシヴァルがハリデージャーナルズの施設に行くと英雄扱いされるシーンでは ブロンディOne Way Or Another (どうせ恋だから)  が華々しく流れます。

ビートルジュースが出迎えてますが、ちゃっかりいろんなキャラクターがいますね。

ファッションもとてもオシャレだと思います。

こんなシーン、撮影もさぞや盛り上がったんじゃないでしょうかね。

 

 

パーシヴァルがダンスクラブに行くために服装をあれこれ変えるシーンでは アースウィンドファイアー Can’t Hide Love が流れますがここのシーン、この映画の中でもかなり話題と考察が集中している部分ですね。

「スリラー」とか「デュラン・デュラン」とかいろんなネタが出ます。挙げたらキリがないくらいです。

「バカルーバンザイ」とか・・・マニアックですねぇ

そういうオタクっぽいネタがばんばん無限に入り込んでくるわりにはわざとらしさがなくスマートな演出が評価できます。

 

 

 



 

魅惑の星のところでは ニューオーダー ブルーマンデー88

行ってみたくなるクラブです。

 

 

ところで、この曲ってこれに似てる気がするんですよね。

UnderworldOh.

「普通じゃない」のサントラにも入ってる。

 

 

 



 

パーシヴァル、いやオーウェンがVRで曲をチェンジするといきなりサタデーナイトフィーバーに早変わり!!!

ビージーズですよおおおお!!!

私も大好きな映画&サントラなだけにテンションあがります

 

 

でもやっぱこのヒロインアバター、パーシヴァルもだけどあんまりかわいく感じないんだよな~アリータとか思い出す。

カーラ・デルヴィーニュだったら完璧だったのになぁなんて…

でもオーウェンが彼女に触れられて思わず興奮してますね。

興奮しておもわず本名漏らしちゃう直後にかかるのは アラン・シルベストリReal World Consequences (現実世界の成り行き)

 

 

 

 

超スタンダードなロックとかと交互にアラン・シルベストリのオーケストラがかかるのがいい塩梅ですね。

音楽の構成も見事だと思います。

クレジットされている以外にちょこちょこかかるクラシックっぽいのもたぶんアラン・シルベストリですよね。音楽監督ですから。

カラヤン指揮のベルリンフィルハーモニーの曲も入ってますけど。

 

キューブリック監督のシャイニングが上映されている映画館に入るとなぜかシャイニングのホテルになっていて・・・というか映画館の名前がシャイニングのホテルと同じ「オーバールック」。

エイチがテニスボールを追いかけてふと廊下の突き当りを見るとシャイニングの双子が立っている問題シーンでかかります。

「ハローダニー、遊びましょ」って・・・不気味な曲ですね。

 

 

裸の女性が老婆に変身したり、どこにどんな元ネタ伏線が入り込んでいるか調べて確認しだしたらきっと止まりません、一生時間つぶせますねきっと。

ハリデーが最初に作ったゲーム、メイヘムマンションをモチーフにゾンビたちが空中で踊るシーンはディズニーのホーンテッドマンションみたいです。

このシーンも気持ちよさそうだな~行ってみたいなと思いますけどね。

かかるのはシャイニングのサントラでもある、南アフリカ生まれの英国の歌手 アル・ボウリー の優雅だけどシュールな曲です。Midnight, the Stars and You

 

 

 

 

アルテミスが鍵を開けるシーンからは アラン・シルベストリHigh 5 Assembles がずっと使われてます。

 

 

物語も佳境に入ってくると アラン・シルベストリSorrento Punked

やはりバック・トゥ・ザ・フューチャーのような壮大なSF音楽の系統ですね。

 

 

アラン・シルベストリWade’s Broadcast

 

 



 

後半の佳境を盛り立てていく緊迫感のある アラン・シルベストリArty On The “Inside”

 

 

 

アルテミスが呪文を唱えシールドを破るとプレイヤーがなだれ込んできます。

そこで流れるのが70年代に活躍したアメリカのグラムメタルバンド Twisted Sister による We’re Not Gonna Take It

あのドナルド・トランプ氏が大統領選の時に使っていた曲なんですって!

トランプ氏はHR/HMが好きらしいですからね。

士気が上がりそうな曲です。

 

 

そして アラン・シルベストリエンドクレジット です。

スターウォーズっぽい曲だなーと思いますが、最初はこの映画の音楽担当にジョン・ウィリアムズが推薦されたそうですね。

かなり高齢なこともありアラン・シルベストリになったようですが、どちらもSF系大物映画音楽家ですね。

アベンジャーズの音楽も担当しているシルベストリ。

 

 

 

 

パーシヴァルが鍵を開けるシーンでは アラン・シルベストリHold On To Something

 

 

光るイースターエッグを手にするパーシヴァルのバックでかかるのは What Are You?

 

 

ラスト、正体に気づいたパーシヴァルが驚いてオグデン・モローに「あなたが案内人?」と尋ねます。

そこでかかる There’s Something I Need To Do

 

 

 

 

エンドクレジットでは ダリル・ホール&ジョン・オーツYou Make My Dreams

 

 

トータル的に見ても、アニメオタク・映画オタク・音楽オタクetc.広範囲のオタクの夢を映画で体現しましたね!やった!って感じの達成感に溢れています。

ちゃんと現実の世界も充実するというオチが用意されてるんですから健康的です(笑)

アルテミスにFPSを聞かれて「歌はラジオスターの悲劇」(字幕には出てないですがちゃんと“バグルス”って言ってますね)「PVはテイクオンミー」とかほんと80年代オマージュ満載です。

ストーリーや脚本だけ見て陳腐だと評価する人と、アメリカならではのカルチャー面でのオマージュや隠し味を知っていて感激する人とで評価が分かれる映画のようです。

私が思うにこの映画をつまらないという人はポップカルチャーの醍醐味をまだ知らないのだと思いますね。

映画マニアの人はぜひぜひ観て楽しんでほしい、そして楽しめない人はぜひこのノリをいずれは楽しめるようになってほしい!と願う映画でした。

 

 

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レディ・プレイヤー1 評価

 


 

 

レディ・プレイヤー1   Ready Player One

 

2018年 アメリカ 140分

 

監督 スティーヴン・スピルバーグ

 

キャスト

タイ・シェリダン(ウェイド・オーウェン/パーシヴァル)、オリヴィア・クック(サマンサ/アルテミス)、ベン・メンデルソーン(ノーラン・ソラント)、T.J.ミラー(アイロック)、サイモン・ペッグ(オグデン・モロー)、ハナ・ジョン=カーメン(フナーレ)、森崎ウィン(トシロウ/ダイトウ)、マーク・ライランス(ジェームズ・ハリデー/アノラック)、リナ・ウェイス(ヘレン・ハリス/エイチ)、フィリップ・チャオ(ゾウ/ショウ)

 

内容(あらすじ)

2045年。VRの理想郷「OASIS」に入って人生を謳歌することが若者たちの憧れとなっていた。ある日、OASISの開発者として巨万の富を築いたジェームズ・ハリデーが死去し、OASISの隠された3つの謎を解明した者には莫大な遺産と運営権を明け渡すというメッセージが遺される。17歳のウェイドも参加し、1つ目の謎を解き明かすが、極悪巨大企業IOI社もハリデーの遺産を狙っていた。

 

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