Je ne connais pas très bien la musique française, mais j’ai appris à connaître la musique préférée des Français.
I’m not very familiar with French music, but I’ve come to know French-preferred music.
フランスの音楽とは
これまでたくさんのフランス映画を観て、フランス語を習ってきましたが、そこでひとつ違和感を感じるというか、個人的に馴染みにくい点があります。
それはフランスの音楽が独特だということです。
フランスの音楽というと、まず、クラシック の作曲家がたくさん思い浮かびます。
すごくたくさん居ますが、ドビュッシー(Claude Achille Debussy)やエリック・サティ(Érik Alfred Leslie Satie)は有名ですね。
フランスのクラシックは私も好きです。
次に、フランスの歌がありますね。
「歌」という意味のシャンソン(chanson)と呼ばれているものですが、今まで「シャンソン」というのは「愛の讃歌」(Hymne à l’amour)のエディット・ピアフ(Édith Piaf)、「枯葉」の(Les Feuilles )のイヴ・モンタン(Yves Montand)、
「海」(La Mer)のシャルル・トレネ(CharlesTrenet) など特定の一部を指すのかと思っていましたが、セルジュ・ゲンスブール(Serge Gainsbourg)などのロック系な音楽もすべてひっくるめてフランスの歌全般を指す言葉がシャンソンなんですね~。
日本で言う フレンチポップス と同じように「シャンソン」という狭義のジャンルがあるのかと思っていました。
だってよく、「シャンソンは日本の演歌みたいなもん」とか言われるからさー。(´▽`)ノ
レゲエとヒップホップが人気
これまでありとあらゆるフランス映画を観てきて思ったのは、現代のフランスで人気があるのはレゲエっぽい曲だということです。
イギリスやアメリカで人気のあるロック・ポップスの曲調というのはフランスではあまり聴きません。
レディー・ガガ(Lady Gaga)やジャスティン・ビーバー(Justin Bieber) のようなアメリカのポップスはどこに行っても流れているとは思いますが。
音楽に関しては英米と、フランスやイタリアやスペインのようなカトリックの国とでは、かなりカラーが違います。
リズムからして違うのです。
これに気付いたとき、ちょっとハッとしました。
フランスといえばエディット・ピアフのようなピアノ伴奏で歌われるシャンソンか、フランスギャル(France Gall) のような60年代あたりのフレンチポップスのイメージしかなかったので。
フランス映画でよく使われている音楽は、レゲエにヒップホップとミュゼットを混ぜたような、ジプシーが演奏してるみたいな騒がしい音楽が多いです(なんていうかこんな表現しかできない)。
アコーディオンとか弦楽器が入ってそうです。
路上や地下鉄でやってるミュゼットみたいな。
そこにラップ調のボーカルが乗ることが主流のようですね。
Taxiシリーズなんてもろそういう音楽ですね。
ズンチャ、ズンチャって感じで、ロックに比べてちょっとタラ~んとしてルーズで開放的な雰囲気もします。
イギリス発祥のいわゆるビートの利いた曲調はめったに聞きません。
VACANCES AU TOP
フランスに行った時にたまたまスーパーにあったCDがこれです。
ヴァカンスシーズンのためのコンピレーションアルバムのようです。
ケースが非常にちゃちくて、すぐ壊れてしまいました。

中身はこの曲を始めとするアップテンポな曲ばかりでした。
これを車で流しながらヴァカンスに向かうフランス人の様子がすぐ思い浮かびます。
日本でも夏のバーゲンセール時のアパレルショップなんかで爆音で流したら盛り上がりそうですけどね。
レミ・ガイヤール御用達
あと、N&SKというバンドがあります。
これは、パフォーマーの レミ・ガイヤール(Rémi Gaillard) がカンガルーの変装をして悪戯する動画で流れていることで有名になった曲で、YouTubeのコメント欄ではレミ・ガイヤールの名前が連呼されています。
大人数のスカ&ロック&レゲエ風味といった感じの、非常に賑やかなバンドで、これもフランス人好みな感じがします。
バイオリンも入っていてジプシー風味もありますね。
ゲンスブールをカバーしたロックバンド
もうひとつ、べべ・ブリュンヌ(BB Brunes) というロックバンドがあります。
これはフランスのバンドなのですが、上記にあげたようなのとは打って変わってレゲエ系では全くなく、完全にビートの利いたロックです。
フランスでは珍しいですね。
私がこのバンドを知ったのは、ゲンスブールの曲をカバーしているからです。
「Qui est in, qui est out ? 」などをカバーしています。
バンド名はゲンスブールの曲名「initials BB」から来ていて、BBはブリジット・バルドー(Brigitte Bardot)の愛称ですね。
現在人気のフレンチポップ
今、フランスの音楽業界を見ていて特に日本人に人気があると思うのは、ZAZ(ザーズ)とフェニックス (Phoenix)ですね。
ザーズは上で述べたようないかにもフランス人好みの哀愁ミュゼットをベースにジプシースウィングを混ぜたジャズという感じです。
声も含め、けっこうクセがある音楽だと思います。
ザーズの曲、よくガレット店とかフランス料理店でかかっていますね。
フェニックスはちょっとエレクトロ・ポップが入ったニューウェイブロックですかね。
ロックにしては柔らかくほわーんとした曲調です。
ザーズとフェニックス、どちらも頻繁に来日しています。
フェニックスを聴いていると90年代に人気爆発した タヒチ80(tahiti 80) が思い浮かびます。
タヒチ80は私もほんとに好きで、あのヴァカンス的な、リラックスした眠気を感じさせるボーカルと音楽性が疲労感を癒やすような気がしてはまっていましたw
ビーチボーイズ(The Beach Boys) をさらにゆる~くゆる~くぼかしたような曲調ですね。
個人的にはやっぱりイギリスのロックが好きなので、フランスの音楽にはそこまで詳しくはないのですが、フランス人の好みらしい音楽というものがわかってきて色々調べてみると、クラシック・ジャズ・ポップ・ロックなどそれぞれどのようなジャンルにもフランス人らしさが表れているなぁと改めて思います。😼