ナーズの復讐 ギークになりたい

そもそもナードとギークの違いって?

「ギーク」(Geek) と「ナード」(Nerd) の違いってなんだと思いますか?

どちらも「スクールカースト」と呼ばれる、アメリカの学校内ヒエラルキーの中の言葉です。

どちらもオタクを指すらしいのですが、ギークにはパソコンや機械に強く卓越した知識を持っている人、ナードは運動が苦手な文化系のアニメオタクなどをさすことが多いようです。

ギークは主に理数系で、新しい物を作り出すことができ、自らの技術や知識を積極的に売り込んでいくコミュニケーション能力もありますが、ナードはナード同士でしか話したがらない、あまり直接的には役に立たないすでに出来上がったものを好む、主に文系だという説もあります。

ギークはいわゆる人の作ったものを消費するだけのオタクとは違うようですね。

 

 

80年代アメリカのオタク

1984年のアメリカ映画『ナーズの復讐』は、学園生活の中で奮闘するスクールカースト下位の学生達の姿を描いたコメディです。

日本では劇場公開されなかったようですが配信でバリバリ観れます。

続編もいくつかあるようですが、そんなに有名じゃないので詳しく解説しているところはあまりないです。

この映画の中では「ナード」は「ガリ勉」と訳されています。

「オタク」という言葉すら一般的でなかった時代ですからしょうがないですね。

この映画に「ギーク」という言葉は出てきません。

80年代、といっても前半なので、リア充 (ジョック、クイーンビー達) の髪型がサーファーヘア、プレッピーな感じのファッションです。

どうやら高校じゃなくて大学が舞台のようなのですが、ナーズのコンビ、ロバート・キャラダイン(俳優一家に生まれたイケメン)とアンソニー・エドワーズ (ERのグリーン先生) の髪型は今見てもまったく違和感のないもので、メガネをかけていてもダサくは見えません。

(だいたい、メガネ=オタク=ダサいっていつからの風潮なんでしょうね)

自分は幼少期に80年代っぽい髪型や服装がダッサ~い!と言われていた時代を見てきているので、リア充役の恰好の方が微妙に見えたりします。

(ケミカルウォッシュのジーンズとかダサダサの象徴だった時ありましたね)

よって、今のもっともっと若い人達が観たら誰がオタクで誰がリア充なのかわかんなくなるでしょうね、この映画。

結局ギークとはなんなのか

アメリカだとギークもナードも明確な区切りがありながら、しかし公ではオタクという域を出ていない扱いをされてる印象を受けます。

日本のオタクは日本ならではの生育歴がありますから、すべてナードに当てはまるとも言い切れない部分も多いです。

リア充の人でもアニメオタクはいますし。

キモヲタとかは間違いなくナードでしょうけど。

SNSでアニメのデザインなどを載せている海外のページが「Geek◯◯」というアカウント名だったので、アニメやカルチャーなどを扱っているからといって必ずしもナードというわけでもないのかな?と思ったのですが。

ナードという言葉はやはりあまり印象がよくないのかまだまだ目立つところにはあんまり使われていない印象です。

自分は映画と音楽のマニアなので、文化消費型という点ではナードに分類されてしまうのかな・・・と思うのですが、卓越した知識を持ちたい、映画鑑賞を通して新たな見解を発見し発信したい、トータル的な美意識を上げたいと常に思っているので、バランスのとれたエレガントなギークになりたいです!

 


 

 

ナーズの復讐   Revenge of the Nerds

 

1984年 アメリカ 90分

 

監督 ジェフ・カニュー

 

キャスト

ロバート・キャラダイン(ルイス)、アンソニー・エドワーズ(ギルバート)、カーティス・アームストロング(ダドリー)、ブライアン・トチ(トシロー・タカシ)、ジュリア・モンゴメリー(ベティ・チャイルズ)、ジェームズ・クロムウェル(ルイスの父親)

 

あらすじ

コンピューターの研究が盛んだということで大学に入学したナードの二人だったが、学園を牛耳っているのはアメフト部を中心とするジョックス達だった。

新入生寮も奪われ、どこのクラブにも入れてもらえない彼らはジョックス達に復讐するため負け犬を集めた軍団を結成する。

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