衝撃の問題作(?)『キャッツ』(Cats)の映画を観てきました。
La musique d’Andrew Lloyd Webber est une mélodie familière et il existe de nombreuses chansons musicales populaires au Japon.
Andrew Lloyd Webber’s music is a familiar melody and there are many popular musical songs in Japan.
見た目はちょっと不自然
あまり評判がよくない部分もあったので何がそんなに気になるのか確かめてみたい気持ちもあったのですがどうやら見た目的な問題っぽいですね。
アンドリュー・ロイド・ウェバー(Andrew Lloyd Webber)といえば、劇団四季がミュージカルをやっていることで有名です。
キャッツのミュージカルを知っていて全てのナンバーがわかる者からすると、曲もストーリーもそのまんまあのミュージカルなので特に変だとかは思いませんでした。
中途半端に毛の生えた特殊メイクに眉毛がついた人間の顔で無理やり四つ足歩きしているのが不自然といえば不自然です。
(劇団四季のメイクも近くで見るとキモいけど)
ボリュームのあるボディスーツに比べ頭が小さすぎる印象も受けました。
後ろ姿の頭の動きだけが妙に本物の猫のように見えました。
アンドリュー・ロイド・ウェバーのおすすめ順
アンドリュー・ロイド・ウェバーは、キャッツの他にオペラ座の怪人(The Phantom of the Opera)、エビータ(Evita)、ジーザス・クライスト・スーパースター(Jesus Christ Superstar)が有名ですが、日本でもかなり知られている親しみやすいミュージカルナンバーが多いですね。
子供が聴いてもわかりやすい曲なのですが、大人になるとちょっと甘いというか子供っぽいメロディに思えなくもないです。
私は今ではレ・ミゼラブル(Les Misérables)、ミスサイゴン(Miss Saigon)のクロード・ミッシェル・シェーンベルク(Claude-Michel Schönberg)のミュージカル音楽の方が好きなので。
オペラ座の怪人、ジーザス、エビータは映画化されていますけどキャッツは今回が初めてなんですね。
そりゃー難易度高かったとは思います。猫ですもん。😹
アンドリュー・ロイド・ウェバーの作品はベストアルバム等もたくさん出ていますが、音楽とストーリーのわかりやすさ順でいえば、
キャッツ➡オペラ座の怪人➡ジーザス・クライスト・スーパースター➡エビータ
かな。
「キャッツ」と、オペラ座の地下に住む怪人と歌姫の哀しい愛を描いた「オペラ座の怪人」は万人受けすると思うのですが、「ジーザス・クライスト・スーパースター」は聖書を元ネタにイエス・キリストの最期の7日間を描いたストーリーで、好みが分かれるかも知れません。
曲はとってもロックでカッコいいんですけどね、ジーザス。
劇団四季唯一、ジャポネスク・バージョンという日本風の演出をしたバージョンがありますが、メイクと衣装が歌舞伎っぽいだけであとは同じですよ。
劇団四季で有名なのがオペラ座の怪人ファントム役とジーザス役を演じた山口祐一郎です。
この方が最も上手いし見た目も合っていました。
オペラ座の怪人で1989年の紅白歌合戦にも出ました。
四季・ブロードウェイのあれこれ
ジーザス・クライスト・スーパースターの日本版CDは元々出ていなかったようなのですが、1976年バージョンがひっそりと存在していました。
市村正親がヘロデ王やってます。
CDのパッケージが妙に簡素で音や演奏なんかも相当古いんですが、これしかないんです。

個人的にジーザス・クライスト・スーパースターのCDはブロードウェイ版のものをおすすめします。
映画版も出ているのですがやはりミュージカルのほうが臨場感があります。
これ、映像が粗いんですけど、演出が個性的で気に入りました。
2000年のトニー賞のようです。
エビータも、劇団四季版とブロードウェイ版では微妙に違いがあるのでその違いを楽しめます。
劇団四季ではなんといっても野村玲子のエビータが有名ですね。
もうさすがに出演はしていないかな。
オペラ座の怪人は音楽も衣装も素敵なんですが、家でCDを流していると不気味で怖くなるという意見もあります。
まぁ、幽霊の話ですからね。
うーん、でもオペラ座の怪人がいちばん人気なのかな…
いやいや、やっぱり浜松町に専用劇場の出来たキャッツがいちばんなのでしょうね。
劇団四季のミュージカルってもう長年観に行っていません。
専用劇場でキャッツ観たことないですけど回転客席に行ってみたいです。
チケット高いし、なかなか取れないようです。
キャッツの「メモリー」(Memory)は、とっても有名なミュージカルナンバーとして至る所で聴くことが出来ますが、はっきり言って相当歌いこなせる上手い人でないと聴くに堪えない曲という印象です。
そんなに言うほどひどくないよ~
今回の映画は、みんな歌はまあまあといった印象でした。
ドルビーアトモス(Dolby Atmos)という三次元な音響演出で観たのですが、ちょっと響きすぎてうるさく感じる所もあり、雑音も拾いすぎで普通の音響でも充分かなと思いました。
猫らしさを表現しようとして外見的に無理しているのが目について歌やダンス、演技の良さがなかなか入ってこないところもあったのですが、あの舞台を再現した作品としては意外と悪くないと思いました。
トータル5段階評価でいえば3.5はクリアしてますよね?
え?してない?
ネズミとゴキブリまで人間が演じていましたが、あの悪趣味さもそれはそれでユニークと言えなくもないですが、あともうひとつ映画ならではのなにか工夫された仕掛けがあれば批判もかわせたのではないかと思います。
アンドリュー・ロイド・ウェバーもいいですが、今年開幕するミュージカルで注目度が高いのは2月からのレナード・バーンスタイン(Leonard Bernstein)作曲で有名な「ウェスト・サイド・ストーリー・シーズン2」(WEST SIDE STORY Season2)、そして5月からの「ミス・サイゴン」ですね。
12年前、市村正親エンジニア引退!とかいってたのに復活するとかお笑いでしょ。
《※追記:以上全部コロナで中止になりました…》
私は日本語のミュージカルよりもやっぱり英語で聴いたほうがいいと思うタイプなので本物を観たいんですけどね。
1回だけピースボートでNYに降りたときブロードウェイに行きオペラ座の怪人を観ましたがやはりファントムが素晴らしすぎて腰が抜けました。
アンドリュー・ロイド・ウェバーを始めとするミュージカル音楽は映画のサントラやポップス、ロック、ジャズなどと結びつきが深いのでぜひできるだけ知っておくことをおすすめします。📖💿

キャッツ Cats
2019年 イギリス・アメリカ 109分
監督 トム・フーパー
キャスト
フランチェスカ・ヘイワード(ヴィクトリア)、ロビー・フェアチャイルド(マンカストラップ)、ジェニファー・ハドソン(グリザベラ)、ジェームズ・コーデン(バストファージョーンズ)、ジェイソン・デルーロ(ラム・タム・タガー)、テイラー・スウィフト(ボンバルリーナ)、ローリー・デビッドソン(ミストフェリーズ)、スティーブン・マックレー(スキンブルシャンクス)
内容(あらすじ)
人間に飼育されることを拒否し、逆境の中で逞しく生きる個性的な“ジェリクルキャッツ”たちは、ロンドンの町の一角にあるゴミ捨て場に集う。
今夜は、生まれ変わり新たな人生を送ることが出来るただ一匹の猫が選ばれるジェリクル舞踏会が行われる。